レーザマーキングとは
レーザ光を照射して表面を変化させる
高精度な非接触マーキング方式
ハイパワー出力の高品質なビームで、金属や樹脂など、幅広い素材に鮮明なマーキングができるレーザマーキング。レーザ光により、素材表面に機器類が一切接することがない、非接触マーキング方式のため、段差がある場所、曲面にも高精細なマーキングが可能です。
レーザマーキングシステム『AIO-All In One』は、高性能な超小型オールインワンQSwitchDPSSレーザを搭載した『レーザユニット All In One』
コンパクトで丈夫・軽量な一体型保護ケース『AIO BOX』
レーザマーキングシステム専用アプリケーションソフト『XS Designer』
の3つを一体化した、新設計の製品です。
光源となるレーザダイオードとレーザ発振機を一つのユニットに組み合わせた超コンパクトなQ-スイッチダイオード励起個体レーザを搭載した一体型デザインにより、省スペース化を実現。オールインワン構造により、レーザ出力の安定性も今まで以上に増し、外付けユニットも不要。効率的に作業が行える設計になっています。
また外部からの電波干渉に強い通信ネットワークによる通信機能を備えており、専用アプリケーションソフトによって、操作性も良好。AIOレーザマーキングシステムは、単体ワークステーションとしても、自動ラインでも快適に使用できる高性能さを備えています。
- 方式:LD(レーザダイオード)励起方式
- レーザ光を照射することで、表面を変化させる非接触マーキング方式。素材ごとに最適なビームを設定することで、金属、樹脂など、幅広い素材にマーキングできます。
- 導入のしやすさ・コスト面
- 省エネ設計により従来のレーザマーキングと比較して、ランニングコストの低減を実現。主要部の長寿命設計により、壊れにくく、定期的なメンテナンスコストも削減できます。
特長-レーザマーキングが選ばれる4つのポイント-
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Point
1高品質ビームで
高精度・高解像度なマーキング高性能な超小型オールインワンQSwitchDPSSレーザ搭載
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Point
2レーザダイオードと
レーザ発振器を一体化外付けユニット、複雑なケーブル接続も不要です
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Point
3コンパクトで丈夫・軽量な
一体型の保護ケースIEC規格に準じて設計した、頑丈な保護ケースを使用
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Point
4省スペースで使え、
遠隔制御も可能な通信機能小型筐体と強力な通信機能搭載で、様々な製造現場に対応
原理
- 1レーザダイオードのエネルギーをレーザ媒質に供給します。
- 2レーザ発信器内で増幅されたレーザ光をスキャナヘッドへ放射します。
- 32枚の偏光ミラーによりレーザ光が移動します。
- 4レーザ光はレンズを通して集光され商品表面を照射します。
- 5レーザ光の熱により商品表面に化学変化が起こり、文字やマークを形成します。
基本システム
超小型オールインワンQSwitchDPSSレーザを搭載したレーザユニット本体(AIO本体)とIEC60825-1規格に準じて設計・製作した丈夫な保護筐体(AIOボックス)のシステム構成を基本に、ノートPCまたはデスクトップPC内にアプリケーションソフト「XS Designer」をインストールし、通信機能を使ってマーキングデザイン及び制御します。本体+BOX+専用アプリが全て揃っているため、他に何も必要とせず、マーキングが可能です。
マーキング方法
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Step1 準備
「XS Designer」を使って、マーク内容を作製。
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Step2 マーキング
マーキングの位置、サイズを設定し、対象製品を保護ボックス内に置き、カバーを閉じスタートボタンを押しマーキング。
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Step3 完了
保護ボックスのカバーを開け、対象製品を取り出し完了。