Point1 半永久的に消えない、剥がれない
<優れた耐久性・耐食性>
摩耗、酸・アルカリ、高温にも優れた耐性。半永久的に鮮明なマーキング
マークは金属素材が電解作用によって変化し、耐久性と耐食性に優れる酸化皮膜。着色・塗装ではなく、通電による化学反応で金属表面自体が黒色になるため、スポンジで洗ったり、高圧洗浄したりしても消えることがありません。
摩耗や現場環境面の耐久テストでは、60分間の高圧洗浄でも変化なし、24時間のアルカリ洗いでも変化なし、研磨剤を含まない洗剤によるスポンジ・たわし洗い10000回でも変化なしというデータも。また高温耐性としては、800度の電気炉に8時間入れても消えないというテスト結果もあります。
Point2 衛生的で安心
<食品・医療業界も衛生面を評価>
最高レベルの衛生環境が求められる医療分野にも使用される信頼と安心感
一般的なラベルシールの場合、シールの縁に汚れやほこりが溜まりやすく、そのため洗浄しても菌が付着しやすいという問題があります。電解マーキングでは、マーキング表面の金属自体が金属イオンの化学反応で黒色変化するため、菌の温床となる窪みができず、衛生的。この衛生面の高さから、医療分野はもちろん、HACCP義務化が進む食品分野からも圧倒的な支持を受け、導入を希望される企業も年々増加。電解マーキングは、最高レベルの衛生管理が求められる分野で導入されている、安心・安全なマーキング方式です。
Point3 平面・曲面にもマーキング可能
<あらゆる箇所に使える多様性>
平面、配管、曲面、メッシュ面など、様々な形状にマーキング
設備のパネル部分などの平面には当然のことながら、配管やボウルなどの曲面も、確実かつ簡単にマーキングが可能です。またメッシュの細かい篩(ふるい)や極細の金属繊維を編み込んだフレキシブル配管にも直接マーキングできます。もちろんマーク面は、平面と変わらず鮮明で、消えないという特性はそのまま。これまでは「マーキングが難しい」と諦めていた場所にも、確実にマーキングができることで、今までにはない新たなマーキングの活用法を提案します。
Point4 小さい文字から大きいマークまで
<極細の針先にもマーキング>
細い線、細かい文字から大きく複雑な図案も、高精細にマーキングできる
電解マーキングでは、エクセル版を使った場合、幅0.12mmの極めて細い線、天地0.8mmの非常に小さな文字も鮮明にマーキングができ、注意表示マークや会社のロゴマークなど黒ベタ文字や線画による図形なども、マークの大きさは最大A3サイズまで可能です。これまでシステムが導入されている中で、ミシン針や注射針の製造番号表示として使用された実績も多数あります。小さくても文字や図形が、鮮明かつ高精細にマーキングできる電解マーキングの大きな特長を活かして、さまざまな場所、幅広い製品に鮮明なマーキングが可能です。
Point5 誰もが手軽に、どこでも使える
<持ち運びができ100V電源で使用可能>
場所を選ばず、短時間でマーキング
電解マーキングシステムの電源本体は、現場に持ち込みができ、作業場所を選びません。100Vの単層電源に接続し、その場でスピーディにセッティング、そしてマーキング作業を開始できるので、作業効率も抜群。
一台あれば、色んな場所でマーキング作業できるため、少ない準備で短時間にマーキングできます。
Point6 素材に優しいマーキング方式
<素材表面を傷つけない対象に優しいマーキング方式>
素材に優しい、マーキング後の手間のかかる処理も不要
電解マーキングには、専用の電解液を使用します。電解液はほぼ中性のため、マーキング後の中和、手間のかかる拭き取り作業は必要ありません。電解液がさびの原因になることはありません。マーキング後は、残った電解液をウエスで拭き取るか、水拭きするだけで簡単です。低電圧でわずか数秒、対象面を軽く押さえて通電させるだけなので、表面を傷つけることはありません。