株式会社ラスカム

ミシン針メーカー 安全管理のためのトレーサビリティ

CASE20電解

ミシン針メーカー 安全管理のためのトレーサビリティ

製品の異物混入を防ぐ管理体制と、もしかに備え、トレーサビリティも強化

  • お悩み・課題
    針に管理番号を付加し縫製製
    品への異物混入時に備えたい
  • 解決策・効果
    針にマーキングを施し、管理体制とトレーサビリティ体制を構築

1995年のPL法(製造物責任法)の施行を受け、縫い針の製品混入に対する管理の厳しい目が向けられるようになった縫製加工業界。衣類販売各社からは、縫い針の管理について、製造業者がどのような管理体制を整え、トレーサビリティも万全かなど、厳しい要求がなされるようになりました。実際に衣類に針(異物)が混入していた場合は、即座に出荷停止につながり、その管理能力を問われる重要な事故につながりかねません。
ちょうどPL法施行後すぐの10数年前にご相談を受けた縫製加工メーカーでは、縫い針の正確な管理を行うために、個々に識別マークを入れられないかと考えておられました。当社からは、電解マーキングならば、数ミリ、それ以下というごく細かつ曲面に微細な文字や数字をマーキングできることを提案。縫製時の針と衣類がこすれる状況でも消えない、剥がれないという特徴から、縫製品質にも影響を与えないこともご理解いただきました。
導入いただいた効果として、どこで異物混入したかが特定可能になり、その後の対応策も検討が進んだことで、同社のトレーサビリティの仕組みも体制も万全となりました。このことは、衣類販売会社へも安心感をしっかりアピールできることにつながっています。

決め手のポイント
  • 針のような細いもの、曲面にもマーキングできる
  • こすれても消えない、剥がれない耐久性

製品構成

製品イメージ

導入事例一覧