株式会社ラスカム

専用治具・自動化ユニットでマーキング作業を効率化

CASE25振動・けがき

専用治具・自動化ユニットでマーキング作業を効率化

自動化ユニットの導入と専用治具の開発でマーキング作業を効率化

  • お悩み・課題
    個々のマーキング作業を、
    より効率化したい
  • 解決策・効果
    2次元コードをマークし、データ
    上で履歴管理することで紛失防止

プラント設備メーカーのお客様の製造現場では、従来からタービン内にセットされる一枚いちまいのタービンブレード(羽根または翼)をブレードモーメント計測装置で計測した後、そのデータをマーキングシステムに入力し、ブレードの翼底部にマーキングしていました。この方法では作業に時間がかかるため、計測データをそのままマーキングシステムに移行できるよう設計したいとのご要望がありました。そこで、モーメント計測サーバ機からすぐにデータを読み込み、シーケンサユニットとも信号のやりとりを可能にする振動・けがきマーキング用の制御ユニット一式を提案。さらにお客様側では、作業のさらなる効率化を考え、タービンブレードへのマーキング専用にピンマーカーの位置、高さを設定した専用治具を開発。
これにより、計測から、計測データのマーキングまでを自動かつ一貫して行えるようになり、業務の効率化を実現。高度なものづくりを必要とされるタービン製造におけるマーキング工程を自動化し、効率化した分、生産性向上や品質向上のためのチェックなど、別のことに注力できる環境となりました。

決め手のポイント
  • 計測装置と連携できるマーキング制御ユニット
  • 省人化、プロセスの効率化を実現

製品構成

製品イメージ

導入事例一覧