CASE22電解
医薬品メーカー 原料用タンクに2次元コード
異物混入、誤投入事故を防ぐため、2次元コードで原薬容器を一元管理
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- お悩み・課題
- GMPの観点から多数の同形状
の原薬容器を安全に管理したい
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- 解決策・効果
- 電解マーキングと2次元コードの
組み合わせで一元管理を実現
ある医薬品メーカーでは、よく似た形状のステンレス製タンクやドラム缶を多数使用し、原薬の移動や小分け、調合作業などをしていました。目視で数回確認をしていたのですが、ヒューマンエラーの恐れがあり、その方法では限界がありました。特に調合時には、混ぜると危険な原薬の混入事故が起きる心配がありました。メーカーでは、ラベルでの管理方法も試行しましたが、高圧洗浄でラベルがすぐにはがれ、ラベルの点検と張り替えの手間の多さにも苦慮していたのです。
タンク・ドラム缶の管理と共に、2次元コードを用いたトレーサビリティ体制の実現を模索している同社へ、当社からは高圧洗浄でもはがれない耐久性と曲面にも大きなマーキングができる電解マーキングをご提案。それと共に、薬品が入っていてもマーキングできるスムーズさがあるため操業を止めなくてよいこと、同社がすでに持っているデータベースと2次元コードが連動でき、管理がスムーズになることもお伝えしました。
その場で必要に応じて自分たちで2次元コードを作成できる機器と、金属の反射面においてもマークを読み取りやすい、マーストーケンソリューションのダイレクトマーキングリーダーもおすすめし、導入後、作業が非常にスムーズにできているとの声をお聞きしています。
- 決め手のポイント
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- 高圧洗浄でも消えない、剥がれない耐久性
- 2次元コードとデータベースで一元管理が可能
製品構成