株式会社ラスカム

医療用具メーカー 特殊針の深度マーカー

CASE17電解

医療用具メーカー 特殊針の深度マーカー

人体に無害なマーキングを医療機器に活用し、検査・治療に貢献

  • お悩み・課題
    医療機器に目盛を入れ使用ミ
    ス軽減、用量の目安としたい
  • 解決策・効果
    海外でも安全性が担保された
    マーキングで安心感をプラス

1999年、国内医療機器メーカーの課題解決をきっかけとして、電解マーキングシステムを導入いただき、医療用各種製品の分野でも電解マーキングの信頼は高まっています。当時ご相談を受けた医療機器メーカーでは、医療技術の進歩を踏まえて、治療や診断、薬液の注入や検体の採取の際に使用する穿刺針やカテーテル、注射針に深度マーカーをマーキングする良い方法がないか検討されていました。
マーキングしたものを人体に入れるという、当社としては初めての課題でしたが、海外の医療分野では既に使用例があり、安全性もしっかりと確認されているという安心感もお伝えしました。その上で電解マーキングのマークは、対象製品の素材の酸化皮膜から形成されている同質素材のため、人体への影響はないこと、絶対にさびないことなど、実用面についても評価いただき、採用いただきました。
その後、同社では20年近くにわたって注射針、穿刺針、生研針、カテーテルなどの深度マーカーに電解マーキングが使用されています。電解マーキングは、芯幅では0.38mmサイズまで、鮮明にマーキングできることから、色んなサイズの注射針にも対応可能。長年安全・安心の実績を積み重ね、今では人の命に関わる医療分野でさらに活用が進んでいるところです。

決め手のポイント
  • さびないため、マークした面が人体に入っても大丈夫
  • 海外の医療分野でも使用されている安心感

製品構成

製品イメージ

導入事例一覧