CASE16電解
大手ベアリングメーカー 製造番号表示
ひずみ、さびの発生を防ぐマーキングで品質も保ち、製品管理を実現
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- お悩み・課題
- 現状のマーキングからより
効率的な方法に変えたい
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- 解決策・効果
- ひずみやさびが生じず、
フレキシブルな対応ができる
ご相談いただいた大手ベリングメーカーでは、多品種かつ大小様々な生産ロットのベアリングやリニアガイド、ブッシュなどの製品に製品番号をはじめ、サイズ、原産地をマーキングしていました。それまでは、鋳造段階に金型でマークも成型できるようにしておく、レーザマーキングで行うといった方法が取られていましたが、鋳造では毎回金型をつくる必要がある、レーザマーキングでは製品に傷をつけるため、小さい製品だとひずみや微妙な変形を生じさせる恐れがあるなど、それぞれ問題がありました。
そのすべてをクリアする方法として、当社からは電解マーキングの導入を提案。鋳造時の金型製造の手間やコストがかからず、製品の表面層に優しいマーキングのため、ひずみが生じないこと、さらに中性の専用電解液を使用するため、さびることもないというメリットが高評価を得ました。小ロットの場合は、現場で製版できるペーパーステンシルテープが使え、数量が多い場合はエクセル版が使えること、自動マーキングシステムを導入することにより、自動ライン化もできる発展性にも興味を持っていただけ、現在同社では、多彩な製品に電解マーキングで品番・製造番号・多品種識別番号を施し、作業の効率化と製品の管理を効率化されています。
- 決め手のポイント
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- 多種類・多サイズの製品にさびないマーキングが可能
- 大小様々なロットでも対応できる運用性
製品構成