CASE15電解
プレス加工メーカー 板金加工の歪みチェック
自動車の製造課程での品質検査の精度を高め、作業も大幅効率化
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- お悩み・課題
- プレス加工後の検査に最適な
マーキング方法が必要
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- 解決策・効果
- 多彩な金属板に鮮明に
マークができ検査精度が向上
自動車のプレス板金の製造課程では、プレス後のひずみやゆがみレベルのチェック、商品の品質検査において、あらかじめ規則的な並びのドット・グリッドパターンを鋼板にマークし、プレス後、写真測定器で読み取り、調べています。マーキング方法としては、インクやケミカルエッチング、レーザマーキングなど、いくつかの手法がありますが、どれも一長一短があります。
ご相談を受けたプレス加工メーカーでは、このプレス加工後の測定を行う上で、より簡単で、扱いやすいマーキング方法を探しておられました。そこで当社からは、電解マーキングの導入をお勧め。メリットとしては、自動車用鋼板で使われているどんな金属にも対応できること、金属に優しいため、どれだけ薄い板材でも影響を与えないということ、精度が高く消えないドット・グリッドパターンをマーキングできることを提示。また他のマーキングシステムと比べて、価格面も低コストで、なぞるだけで簡単にマーキングできることも含め、他にはないマーキングシステムであることをご理解いただきました。
導入後は、「素材に優しく、ほとんど凹凸がないため、どんな素材でも使えて安心」「マーキング後も電解液を拭き取るだけで完了するため、後処理も不要で便利」というお声をいただいています。
- 決め手のポイント
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- あらゆる金属素材にマーキングできる
- 高精度な消えないマークができる
製品構成