CASE12電解
薬品製造工場 配管の個体管理
屋外・屋内環境化でも劣化しないマークで、多数の配管の管理を効率化
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- お悩み・課題
- 組み替えが必要な配管の
管理を効率化したい
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- 解決策・効果
- 消えない表示で管理を
容易にし作業効率も向上
医薬品の製造を行われている同社では、屋外用と屋内用の配管を多数使用しておられ、製造する薬品が変わるたびに配管を組み替える必要がありました。配管には様々な形状、長さ、直径のものがあり、識別管理のためにラベルを使用していたのですが、特に屋外用の配管は、保管も屋外でなされ、組み替え作業も屋外で行われる状況だったのです。このため、ラベルでは天候や太陽光、乾燥、湿気などの影響を受けて劣化し、マークが消える、剥がれるという課題がありました。
そこで当社が提案したのは、天候や自然環境の影響は受けず、消えない電解マーキングを導入し、配管に個別の管理番号をマーキングし、管理する方法。これにより、個々の配管の使用場所をすぐ特定でき、管理番号をつけたことから組み替え指示も明確にできるように変化。さらに作業計画を事前かつ迅速に行えるようになり、組み替え作業でのミスも軽減、作業時間短縮にも貢献しました。同時に屋内用の異物を取るために使用するフレキシブル配管やストレーナーにもマーキングできることを理解いただき導入。これまでは無理だと思われていた縁の接合部分にも識別表示をマークできるということにも評価いただきました。
- 決め手のポイント
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- 温度や湿度の影響を受けない耐久性
- 組立作業を簡便化する手順表示
製品構成