製造ラインの機械に貼られている警告・注意表示のラベルシール。シールの縁には汚れがたまりやすく、雑菌やカビの温床となる可能性があります。オストリングマーキングはマーキング部分の凹凸が数ミクロン程度で、剥がれたり落ちたりしないためとても衛生的です。
製造ラインの機械に貼られている警告・注意表示のラベルシール。シールの縁には汚れがたまりやすく、雑菌やカビの温床となる可能性があります。オストリングマーキングはマーキング部分の凹凸が数ミクロン程度で、剥がれたり落ちたりしないためとても衛生的です。
ラベルシールや、油性マーカーで書かれている表面は、激しくこすったり、水洗いすると少しずつ剥がれたり消えたりしてしまいます。オストリングマーキングは、表面を特殊技術によりマーキングするため、消えたり剥がれたりすることはありません。また高温耐性にも優れており、800℃の電気炉に8時間入れても消えることはありません。
電解マーキングは、表面を削ったりする方法と比べると、素材表面にとても優しいマーキングで、うすい素材や精密面にも最適です。
レーザーや、表面を削るマーキングと比べると導入コストを抑えることができます。
円筒などの素材の表面が曲がっているものや、大きな面積のものも対応することが可能です。
※オストリングマーキングは通電性のあるほとんどの金属面にマーキングできます。
警告表示や注意書きにシールやマーカーなどを使用している場合、剥がれたり、消えたりすることで、異物混入の危険性が高くなります。当社の安全なマーキングをぜひお試しください。
食品メーカー向け機器に警告・注意表示のシールを貼ることは衛生面に問題が発生する可能性があります。厳重な衛生管理が求められる食品業界の現場だからこそ、オストリングマーキングが必要です。食品メーカーの方は現場からラベルが無くなることを望んでいます。
調理器具のマーキングは、剥がれたり消えたりすることで衛生面で問題が発生します。こすっても、高温で熱しても剥がれない電解マーキングは、包丁やフライパン、ガスレンジに至るまで全ての調理器具へのマーキングに最適です。
縫い針一つ一つに個別の管理番号をマークすることで、異物混入の危険性に対応できる体制を構築しています。
異物混入防止対策としてもオストリングマーキングは活躍しています。食品工場や医薬品工場内備品の定数管理、定位置、用具などの置き場所の表示や使用部署名、管理番号などがマーキングされています。
工場内の機器を洗浄やメンテナンスをする際に、一度、部品を解体し、再組立てするための目印としてマーキングされています(組立順ナンバリングや流体名表示、流れる方向に矢印をマーキング)
製造現場からの異物混入対策で、食品工場の製造現場では、一般的衛生管理の一環として作業工具類への工具名称・保管場所の明示が推奨されています。洗浄や消毒をおこなっても剥がれることはないため広く利用されています。
※オストリングマーキングは、通電性のあるほとんどの金属面にマーキングできます。
マーキング電圧は8Vから16Vです。人体に影響ありません。作業の際、手で持つマーキングヘッドのハンドルは絶縁で、通常電極に触れることはありません。
電解液を飲み込むと有害です。電解液は国連の「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」分類物質一覧にある物質を含む種類と含まない種類があります。電解液は水溶性で、揮発性はありません。マーキング作業をする時に、誤飲、誤吸引を防ぐため、飲食や喫煙をしてはいけません。また、作業後はよく手を洗って下さい。手に傷のある場合、または手が荒れやすい時は手袋をはめることをお勧めします。詳細は各種電解液の安全データシートを参照して下さい。
マーク面に残った電解液を水で流す時と作業後マーキングヘッドやフェルト、ネット、エクセル版を洗う時は少量な電解液が排水に流れます。 計算上では電解液10mlは1リットルの水で希釈すると下水排除基準(下記①)を満たします。また、マーキングした使用済み電解液にはマーキング対象素材の金属イオンが残留します。約50回マーキングした場合、10mlを3リットルの水で希釈すると下水排除基準(下記②)を満たします。
一回のマーキングに使用する電解液は極めて少量です。残った電解液は元の容器に戻さず、別の容器に保管すると再利用は可能です。少量で不要になった電解液は紙で吸収し、可燃ゴミに捨てます。
①国土交通署 (2001年)、東京都23区下水排除基準(平成23年12月11日現在)
②東京都23区下水排除基準 (平成23年12月11日現在)
電解液は完全に水溶性です。マーキング後マーク面を水で流すと電解液の成分が残りません。
マークの被膜は対象素材の金属イオンと酸素で形成され、表面と一体になります。スポンジ・たわし洗浄試験ではステンレス、真鍮マーキングの場合は10,000回、銅は5,000回擦ってマークが消えません。仮に一度にマークの被膜がすべて食品に入ったとしても金属イオンの量は日常食品からの接収量の一日分以下です。
材質に応じた電解液を使用することで、通電性のある金属面であれば、ほとんどの金属にマーキング可能です。
エクセル版の場合、マーキング可能な最小サイズはH=0.8mm、最大サイズはH=180mmとなります。マーキング対象は小さいもので縫い針、大きいもので壁面パネルまで可能です。
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